就活は、何よりも休息を大切に
皆が一斉にスタートラインに立つ就職活動。誰もが、自分にあった会社に入りたい、まずは内定を得て安心したいと、必死にもがきながら走ってゆきます。
でもそこで大切なことがひとつあります。「休息」です。
誰しも、エントリーの締め切りに間に合わすために、夜遅くまで必死にエントリーシートを書いた経験をお持ちではないでしょうか。
就活セミナーに参加し、同じ「戦友」たちと居酒屋で盛り上がった経験をお持ちではないでしょうか。
もちろん、夜遅くまで頑張ったり、仲間と深夜まで語りあうことも重要です。しかし、それが翌日の面接に響いてしまうこともあるのではないでしょうか。
面接官も人間ですので、多かれ少なかれ就活生の第一印象で合否を判断してしまう部分を持っています。夜遅くまで頑張ることは大切ですが、それが顔に出てしまい、疲れた顔で面接を受けたことがある方もいらっしゃると思います。
しかし、同じような経験と熱意を持って面接に来た就活生が、一方は顔色も悪く疲れた表情を浮かべ、もう一方は明るい顔色で、元気よく話をしていたら、採用するほうはどちらを採用したいと思うでしょうか。全員ががむしゃらに頑張る就職活動だからこそ、上手に休息を取り、活力を蓄えられることも大きな武器になるのです。
そうは言っても、多忙な就職活動の中で、簡単に休息を取るのは容易ではありません。どうすれば、うまく時間をやりくりし、十分に休むことができるのでしょうか?十分な休み時間を確保する方法はこつは大きく3つあります。
1、隙間時間を活用する
良く言われるセリフですが、具体的にご紹介します。
例えば、企業情報の検索や簡単なアンケート調査などの細かいタスクは、電車の移動中や昼休みのカフェでも十分にこなせます。就活サイトは、ブックマークした情報をPCにそのまま反映できますので、思い作業はブックマークし、家に持ち帰るでもよいでしょう。
2、やらないことを決める
よくToDoリストを作り、やるべきことを決めようなどと言いますが、やらないことリストを作るのも実はとても重要です。やるべきことは実は無限にあり、やりだすときりがありません。あれもこれもと手をつけているうちに深夜になってしまうのです。
逆にやらないことを決めることで本当に必要なタスクに集中して取り組み、質を上げることができるのです。
3、断る勇気を持つ
就職活動において、何事もやってみようという気持ちはとても大切です。でも常に、自分の活動のうち、時間を取られてしまっている活動はないか、見返す必要があります。
それが、本当に必要な活動なのか、考え、それほど重要でないと思えば、断ってしまうこともひとつの勇気です。
これら3つは、就職活動だけでなく、仕事にもそのままいかされるスキルです。しっかりと休息を取って元気な笑顔で内定を勝ち取りましょう。